DP-X1レビュー ONKYOの名機の魅力とは?
2本目の投稿となります。equalistenです。
前にも書きました通り、このブログは「私の好みや音の感じかたを知っていただいたうえで読むことにより、イヤホン選びの大きな参考にしてもらう」ことを目的としています。ですので、まずは現在使っている機器を紹介しないことには始まりません。
と、いうことで、まずはDAPから。
<レビュー>
ONKYO DP-X1
X1Aではないです。X1です。そしてこちら例にもれず、1か月ほど前にバランス端子が使えなくなっております。。
2017/10月頃に新古品を購入し、現在はアンバランスとデジタル出力専用DAPとして活躍しています。
音の傾向としては、味付けの少ないニュートラルな印象です。低音の重厚感があるわけでもなければ、高音の伸びが美しいわけでもありません。が、音源やイヤホンの良いところ、悪いところをを素直に発揮してくれるような、1台目のDAPとしておすすめしやすいプレーヤーです。端子に難はありますが。
~アンバランス・バランスの感想~
・アンバランス
明るめのサウンドです。バスドラのキックも含め、スタタタタッとノリよく流してくれる感じでしょうか。低音をガツンと効かせてくれる音ではありません。
私は特に、Roselia「R」で低域の弱さを感じました。イントロのベースが弱々しく、ビンビンベンベンしたベースの魅力が無くなってしまっています。
この曲のベースがリケーブルを決意したきっかけ#ベースの日 pic.twitter.com/e9LanX53Af
— 荒れ狂うイヤホンオタク (@savanna_sr15) November 11, 2018
(↑こちら、メインで使っているアカウントです。ただのうるさいオタクですのでフォローは自己責任で、、)
しかしフラットな音傾向に起因する分解能の高さは素晴らしく、音がいくつも重なるような"濃い"音源もあっさりと聴くことができます。ベースが弱いとは書きましたが、楽器のリアリティはかなりのものです。
・バランス(ケーブル:PW audio No.5 JP ver. 2.5mmBal.)(純銅4芯)
一気に音場が広がり、周囲を囲んでいた壁が全て取り払われたかのような感覚になります。クリアに澄んだ冬の空気、その空間の中心で音楽が鳴っているような、そんな感じです。特にエレキギターの、ギターの存在感や”弦の震え”のようなものがはっきりと感じられるようになり、「これが定位の良さか」と感動したことを覚えています。
しかし多少、女性ボーカルの艶が失われてしまうような、音が乾燥したような印象に変化します。これを防ぎたい場合は、端子をロジウムメッキにするなどの対策を考えた方がよさそうです。(もちろんイヤホンによりますが)
現在、バランス端子破損のため過去の曖昧な記憶を掘り起こして書いていますので、バランスレビューはこのへんで、、
<まとめ>
DP-X1の魅力をまとめると、「フラットであっさり」といったところでしょうか。音源をそのまま引き出してくる高い再現力はSHURE se846との相性も良好なようで、私の友人はその組み合わせで運用しています。
個人的には、ポタアン xDuoo XD-05と組み合わせて24bit/384kHzで高解像度運用するのがおすすめです。解像度だけなら、解像度オバケDAP、iBasso DX200に手が届くのではないかという勢いです。
<おわりに>
ここまで読んでいただきありがとうございます。
メインで使っているtwitterではちょくちょくレビューしたりしていましたが、こうやって構成を組んで書くのは初めてですのでまだまだ手探り状態です。これからも精進します。
次は、私が初めて購入した高級イヤホン、Noble Audio SAVANNAについて書こうと思います。ぜひ読みに来てくださいね。(Twitterアカウント @equalisten も、ぜひフォローしてやってください。励みになります!)
細々と、無理なく続けていこうと思います。よろしくお願いします。
— equalisten (@equalisten) 2019年2月12日
すべてのオーディオファイルに、平等なオーディオ人生を(equalistening)。